今いる場所を『まほろば』に

UターンのようなIターンをしたアラフォー男の雑記です

勇気を出して無駄な生命保険は解約しよう! 前編

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湿っぽい話で恐縮だが、学生時代に父親が急逝した。食道がんで、診察された時にはすでに末期であった。医師からは余命半年と宣告されたが、父は二ヶ月で逝った。
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足元が崩れ落ちるような、とは言い古された表現だが、一家の大黒柱を失った私たちは本当にそんな感覚を味わったものだ。
亡くなってすぐに、父が加入していた生命保険から多額の保険金が支払われた。お陰で、家族は不自由なく生活し、私は無事に学校を卒業し、就職することができた。

この一連の出来事を通し、死や癌への恐怖感と共に、生命保険=人生に欠くべからざる大切なものという観念が、私の脳裏に深く刻印された。
そしてそれが、皮肉なことに、思考を停止させ、十数年に及ぶ無駄なお金の垂れ流しを続けさせる原因となってしまったのだった。 続く
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